ここ最近はベビーバブルという言葉がよく聞こえてくるなどAIブームによるハイテク株の暴騰しましたよね。
主要なハイテク株で構成されているナスダック100の年初来騰落率をみると一時40%高まで大きく上昇をしていました。
ではこの急ピッチでの株高について現状をみておこうと思います。
その参考になるのがバフェット太郎さんの動画でしたので重要な部分をピックアップして解説していきますね。
ということで今回は「ハイテク株ベビーバブルの現状と今後のポジション」についてです。
その参考になるのがバフェット太郎さんの動画でしたので重要な部分をピックアップして解説していきますね。
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それではまずはハイテク株から資金流出している件から解説していきますね。
ハイテク株の投げ売り
まずバフェット太郎さんの動画ではバンクオブアメリカのストラテジストであるマイケル・ハートネット氏が「6月21日までの5営業日にテクノロジーセクターから20億ドル(約2860億円)もの資金が流出する」と発言されていると説明しています。
この点はブルームバーグの記事を確認するとまずハートネット氏は投資家がテクノロジー株から逃避している初期的な兆候が見られると指摘したことを報じています。
上記の画像からも分かるようにテクノロジー株が1999年のように上昇し「ベビーバブル」を形成したことが背景にあるからだと。
さらにハートネット氏は今後2カ月の米株見通し、上昇よりも下落を予想しています。
ちなみにBofAのレポートによれば米国株は4週間ぶりに資金が流出していて57億ドルが引き揚げられたとのことです。
また欧州と新興市場国の株式はそれぞれ26億ドルと3億ドルの流出する一方で日本株には24億ドルが流入しているようです。
この原因についてバフェット太郎さんは機関投資家がテクノロジーセクターから資金を引き上げているからと言っています。
ではなぜここまで大規模な資金を引き上げているのでしょうか。
理由はFRBの利上げを警戒しているからだとバフェット太郎さんは仰っています。
ここでFRBの動向について動画内で言及していましたので次章で解説します。
FRBの動向について
FRBが6月FOMCで公表したSEP(経済サマリー)によれば年内はあと2回の利上げがあると予想をしています。
このことにより長期金利が一段と上昇される可能性が高くなります。
ここで米10年債利回りチャートをみていくとジリジリと上がりはじめてます。
長期金利と株式のバリュエーションはシーソーの関係にありますので長期金利が上記画像のように3.9%をターゲットに上昇することがあれば高PER株を多く含むナスダックほど急落する可能性が高いと仰っています。
ちなみにFRBの動向については広瀬隆雄氏も最近の記事で言及されています。
内容についてはこちらの記事でまとめましたのでより理解ができると思いますのであわせて読んでみて下さい。
またここでバフェット太郎さんが景気後退について言及されていましたので次章で解説していきますね。
景気後退リスク
S&Pグルーバルが発表した6月総合PMI(購買担当者景気指数)は53と景気の拡大・縮小の分かれ目である50を上回りました。
ですが前月の54.3から−1.3ポイント低下して3ヶ月ぶりの低水準を記録。
またサービス業は予想54に対して結果54.1と予想を上回りましたが製造業が予想48.3に対して結果46.3と2ヶ月連続で50を下回りました。
上記のグラフで分かるように製造業PMIは2023年4月は50を上回りましたがそれを除くと昨年の11月以降50割れが続いていて製造業は将来の景気後退が示唆されていると。
景気後退が示唆されれば利下げが予想できるのですがGDPのおよそ7割を占めているサービス業が以前として底堅く推移していることを考えるとインフレが高止まりリスクがあると言っています。
この点からFRBが早期の利下げに動く可能性が低いと予想されています。
つまりはサービス業を中心に賃金が下がらない中では景気後退のリスクが米国株の逆風になっているとのこと。
また夏から秋にかけての調整局面ではこれまで大きく上昇したハイテク株ほど下げ幅が拡大する可能性があると予想もされています。
ここでAIブームの恩恵を大きく受けているエヌビディアやモンゴDBのチャートから現状を説明もされていますので次章で解説していきますね。
ハイテク株の現状
まずは連日のようにニュースになっていたエヌビディアからみていきますね。
画像上のテクニカル指標のRSI(赤矢印)が切り下がっている一方で株価(青矢印)の上値が切り上がるダイバージェンスという逆光現象がおきいていると仰っています。
ちなみに「ダイバージェンス」とは相場の添乗付近で出現する傾向があるようです。
この状況をみて50日平均線をターゲットに急落の可能性を示唆しています。
次はモンゴDBをみていきますね。
エヌビディア同様にAIブームの恩恵を受けて株価が口頭していましたがFRBの利上げが逆風になって軟調な展開になると予想されていました。
このことからAIブームに乗り遅れまいと慌ててAI関連株を買ってもすぐに含み損を抱える可能性があると注意するようにと仰っています。
ですがFRBの利上げは日米の金利差をさらに拡大さえることに繋がりますので為替はドル高円安に振れる公算が大きいとも。
実際にSBI証券のドル円チャート(2年)をみてみると2022年10月の直近の高値だった150円付近まで上昇しはじめています。
そのため昨年の弱気相場の際と同様に日本の個人投資家による米国株の評価額は円建てでみるとそこまで下がらない可能性が高いので過度な心配は必要ないと言っています。
この点は安心材料として知っておくといいのではないでしょうか。
では今後の下げ相場を予想した場合はどのようなポジションがいいのでしょうか。
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今は待つとき
今後のポジションを検討する際の参考になりそうでしたのでジムクレーマー氏の6月22日(水)のマッドマネーでの発言もあわせてお伝えしますね。
ハイテク株はここまで好調に上昇してきました。
そして今後のシナリオの1つとして一旦の調整局面もしくは下げ相場に入る可能性も分かりました。
この状況の中で上昇相場時にジムクレーマー氏は部分的利確を進めていたとのこと。
実際にハイテク株ではないですがまだ上昇を続けているPANW(パロアルトネットワークス)・COST(コストコ)・LLY(イーライ・リリー)を利確していたそうです。
さらに部分的利確した銘柄でとても分かりやすいチャートだったのがAIブームの恩恵を受けていたAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)でした。
理由としてはあまりに大きすぎる含み益の場合は全てではなくて一部を売れば利確した地点からさらに株価が上がった場合は残りのホールド分で恩恵は受けられ、万が一下がった場合も損をせずに済むからだと。
さらに部分的利確で現金比率を高めておけば次の下げ相場の際の投資マネーを作っておけます。
だからこ下げ相場に向けて「今は待て」だと仰っています。
とても冷静で大きな上昇相場後の上げも下げもどちらにも対応ができる投資法ではないでしょうか。
もちろん上昇時の利確はとても難しいとジムクレーマー氏も言っています。
ですが欲が膨らむと冷静さを失う可能性があるからこそこのような投資法を知っておくと資産拡大のスピードを上げられるのだと分かります。
バフェット太郎さんや広瀬氏そしてジムクレーマー氏が言っているように今後は下げ相場の可能性があります。
シナリオの1つとしてリスクヘッジをしておくことも検討の余地はあるのではないでしょうか。
ということでこの記事が投資をするうえで少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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