最近は特に関税のニュースが多く報じられていて先行きが不透明になってきていますよね。さらに米経済については底堅さはありますが少しずつですが景気後退の懸念も出始めていると感じています。
こういった背景から株価も軟調に推移をしているため個人投資家の中にはどのようなスタンスでいるべきか迷われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
事実、私自身も迷いがあるため多くの情報を集めながら動きを決めていこうと考えています。この答えになり得るであろう情報としてバフェット太郎さんが現在の米国市場と景気後退時に注目する銘柄について動画を出されていました。
我々、個人投資家にとってとても有益な情報でしたのでシェアをさせていただこうと思います。またその銘柄をどのように探すかについてもわかりやすくまとめましたのでぜひ最後まで読んでみて下さい。

ということで今回は「景気後退時に注目の連続増配株」についてです。
【この記事をみて分かること】
・景気後退への懸念
・最近の懸念材料について
・2025年3月以降の株価予想
・景気後退時の注目銘柄
・連続増配株の現在地
・連続増配株のチェック方法
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景気後退への懸念

まずバフェット太郎さんは関税について言及をしていました。
トランプ関税によるインフレの高止まりの可能性があり、企業側の労働市場が減速をした場合は消費者が先行き見通しを警戒して、支出が消極的になるため米経済は減速をする可能性があると予想をされていました。
またトランプ大統領自身も「関税により多少の混乱はあるが我々はそれでOKだ。大したことではない」と混乱を許容する姿勢を示していました。しかし経済というのは、一度トレンドが暗転すると崖から岩が転げ落ちるようにしてそのまま景気後退する傾向があるとバフェット太郎さんは言及しています。
つまり「多少の混乱」のつもりが「リセッション(景気後退)」に繋がりかねないとのことでした。

JPモルガン・チェースは予測モデルでは今後景気後退入りする確率は31%と、昨年11月末時点の17%から大きく上昇をしているとのことでした。

さらにブルームバーグも低所得世帯の貯蓄が減少し、クレカの限度額がオーバーしているほか、借金も膨らみ始めていると苦境に立たされていると報じていたと述べています。
さらにここで最近の懸念材料について言及をしていましたので次章で触れておきます。
最近の懸念材料について

【最近の懸念材料】
沈静化すると思われていたインフレが予想以上にしぶいことだとバフェット太郎さんは考えていました。また2月のPMIを確認していましたが結果は下記になります。
ISM製造業PMI:価格:62.4
高インフレに苦しんだ22年6月以来の高水準を記録していました。
ISM非製造業PMI:価格:62.6
3ヶ月連続で60を上回りましたが、ちなみに3ヶ月連続で60を上回るのは23年2月以来の2年ぶりになるとのことでした。

つまり景気後退の可能性が高まったにも関わらず、インフレが高止まりしているためスタグフレーションの可能性があると予想されていました。

仮にスタグフレーションになった場合、FRBは利下げをしたくてもできない状況に陥りますから米経済は予想以上に深刻な景気後退が待っているかもしれないと予想をされていました。

そこで米経済の5回の景気後退局面を振り返るといずれも景気後退の直前で株価が天井をつけて、そこから暴落をしていたことが分かります。そのためこれから景気交代理が予想されることを考えれば今は短期的な反発は予想されるものの積極的に株を買い向かう局面ではないんとバフェット太郎さんは述べていました。
また注意点として個人投資家は2月につけた高値6147.43を天井に景気交代を伴う株局面に入ったと考えてる人も少なくありませんが未だ出業率が4%と完全雇用を達成していることを考えると直ちに景気後退入りする可能性は低いと予想をされています。
ただし、このまま経局面が長く続くとも考えにくいとのこと。
では今後は株価がどのような動きをしていくかを予想されていましたので次章で触れておきます。
2025年3月以降の株価予想

短期的には3月中に底打ちして反発することが予想されますが、今後発表される経済データが減速の兆候を示し、失業率も徐々に上昇するようなら6月以降はセルインメイ、そして8月以降は夏がれ相場のアノマリーに従って景気交代を伴う株安がやってくる可能性があると予想をされていました。
この点については個人的には10%を越える株安など年に数回程度ある下げは覚悟をして市場を離れないようにしておこうと考えています。
ではそうなると景気後退で注目される銘柄はなにか?が気になるのではないでしょうか。その答えも動画で言及されていますので次章以降でまとめていこうと思います。
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景気後退時の注目銘柄
ここまで景気後退とスタグフレーションの可能性についてまとめてきました。ではもし景気後退に陥った場合に我々はどんな銘柄たセクターへの投資を検討しておくといいのでしょうか。
バフェット太郎さんは動画で「それはディフェンシブセクターを多く含む連続配株になります」と仰っていました。

連続配株とは・・・
毎年配当金を増やしている企業の株のことで、まとめると下記になります。
①10年以上連続増配⇒連続増配株
②25年以上連続増配⇒配当貴族
③50年以上連続増配⇒配当王
この3つの連続配当株の特徴もまとめておきます。
【特徴】
メリット①
業績が景気に左右されにくい
メリット②
競争優位性が高い
メリット③
安定したC/F(キャッシュフロー)が見込める
ですがデメリットとして「利益成長があまり見込めない」という点があり、稼いだ利益を設備投資に回すよりも、配当として株主に還元してしまったほうが株主利益に繋がりやすいという事情があります。

例えばコカ・コーラの場合は新商品の開発・プロモーションに莫大な資金を投じても必ず成功できるわけではありませんし、むしろ失敗する可能性のほうが高いと言っていました。
そのため利益を配当として株主に還元したほうがいいとなります。

つまり連続増配株はインカムゲイン(配当収入)が期待できる一方でキャピタルゲイン(値上がり益)を期待できませんので投資家は配当を再投資して株数を増やすことで資産の最大化を目指す必要があるとバフェット太郎さんは説明をされていました。
では連続増配株の現在の状況はどうなっているのでしょうか。その答えについても動画で話されていましたので次章でまとめておきますね。
連続増配株の現在地

そこで配当貴族指数をS&P500で割ってもとめた相対的な指数を出されていて、今年に入ってから大きく上昇していて、200日移動平均線を試していることが分かります。

この指数の見方は指数が上昇していると配当貴族がS&P500をアウトパフォームしている一方で、指数が下落していれば配当貴族がS&P500をアンダーパフォームしていることを意味するとのこと。

これまでマグニフィセント7が好調だったことを背景に配当貴族はS&のP500をアンダーパフォームしていたんですが、AIブームの終焉と景気交代への懸念が高まっていることから、最近では配当貴族が好調に推移しています。
そして相対指数が上向いているということはこれまで配当を再投資した分の株が今後資産の成長エンジンになることが期待されます
またこうしたトレンドは一度始まるとその後何年も続く傾向があることから今後数年間連続増配株がS&P500をアウトパフォームし続けるかもしれません。そのため連続増廃株の個別株にもチャンスがあるとバフェット太郎さんは予想をされていました。
ではどのように連続増配株を探せばいいのでしょうか。動画内でチェック方法についても説明をしてくださっていましたので次章でまとめておきます。
連続増配株のチェック方法

まず連続増配株にはどのような銘柄があるかというとアルトリアグループ、コカ・コーラ、ジョンソン&ジョンソンなどがあります。

例えばアルトリア・グループは米国内でタバコの「マルボロ」を展開している企業ですが、喫煙率の低下が続く中で売上成長率は4年連続でマイナス成長を記録しています。
そのため株価も上がりにくい関係で、配当利回りは7.12%と超高配当になっています。
■チェック方法
①まずはmoomoo証券アプリを開きます

②トップ画面の最下部のマーケットをタップ

③少し下にスクロールするとテーマが出てきますので詳細をタップ

④少し下にスクロールすると「配当貴族」が出てきますのでタップ

以上で配当貴族の銘柄をmoomoo証券で確認ができますのでぜひ活用してみて下さいね。

今後、景気後退になった際の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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