投資を検討中の方の悩みとして下記のようなものが多いのではないかと感じます。
・元手が少ないのではじめられない
・いきなり大きな金額で投資は怖い
・できれば最初は少額からはじめたい
もしかしたら投資は数百万などの大きな金額が必要とお考えではないでしょうか。
ちなみに銘柄によっては1,000円程度から購入できるんです。
ということで「日本株を1株から購入できるミニ株」についてです。
はじめながら勉強することで投資の良さを理解することができます。
まずはスモールスタートしながら楽しさを感じてみて下さいね。
日本株の購入ルールについて
まず最初に基本的なルールから解説していきます。
ちなみに日本株は「単元株制度」によって100株からの購入になります。
例えば「1株5,000円×100株=500,000円」が最低購入金額となります。
代表的な企業3社を2022年9月14日現在の購入金額を見ると・・・
ソフトバンク
⇒1株1,497円×100株=149,000円
花王
⇒1株6,031円×100株=603,100円
KDDI
⇒1株4,308円×100株=430,800円
株価については変動もありますがこのように大きな額が必要になると理解できますよね。
最初から数十万は抵抗感もあるという方も多いのではないでしょうか。
では次は米国株でも代表的な企業3社で2022年9月14日現在の購入金額を見てみます。
アップル
⇒1株153.84$×1$143.18円×1株=22,026円
ジョンソン&ジョンソン
⇒1株161.33$×1$143.18円×1株=23,099円
コカ・コーラ
⇒1株60.47$×1$143.18円×1株=8,658円
米国株の場合は1株から購入が可能です。
日本株に比べると最低価格は買いやすい金額になりますよね。
※株数が違うので価格が安いわけではないのでご注意下さい。
ここではどちらがいいかではなくて最低購入金額をざっくりとでも理解をして欲しかったので比較をしてみました。
次の章では購入する方法をみていきますね。
購入方法について
指値注文
価格を指定して売買する方法
買い注文は指定価格以下・売り注文は指定価格以上で成立
成行注文
価格を指定せずに売買する方法
買い注文は最も安い価格・売り注文は最も高い価格で成立
こちらも基本的なルールからお伝えしていきますね。
大きく分けて2つになります。
指値注文はご自身の指定価格で成立する方法です。
安心感はメリットですが相場変動が大きい場合には約定しない可能性もあるんですよね。
一方で成行注文はほとんどの場合、成約できるのがメリット。
ですが相場変動があると予定から外れた価格で成約するリスクがあります。
ぜひ相場状況をみて使い分けて下さい。
どちらの注文方法にもメリットとデメリットがあるため、相場の状況に応じて使い分けていくといいかもですね。
このように購入する方法はご理解いただけたのでないでしょうか。
次は日本株の100株以下で購入する方法がありますので解説していきますね。
ミニ株(単元未満株)とは
冒頭で説明した通り2018年10月1日以降から日本株式は100株以上の購入となりました。
そのため投資を始めるには一定金額以上の資金用意が必要です。
どれだけ株価が安くても100株単位であればそれなりの金額。
まして自分が欲しいと思った銘柄の株価は1株で1,000円以上が相場。
そうなるとを最低でも10万が必要になります・・・
ですが安心して下さい。
ミニ株(単元未満株)であれば1株~99株の間で購入が可能です。
ですので少額で投資をはじめたい方はミニ株での投資スタートを検討してみるのはいかがでしょうか。
✓注意点もあります
念の為に注意点もお伝えしておきます。
ミニ株については取扱いがある証券会社ごとに銘柄が限定されています。
欲しい銘柄が決まっている方は先に確認しておくといいですよ。
ということで実際にミニ株の取扱いがある代表的な証券会社も紹介しておきますね。
ミニ株の取扱いがある証券会社
それではミニ株を購入できる代表的な証券会社の3社をご紹介しておきますね。
※証券名をクリックすると開設ページに進めます
・マネックス証券
買付 無料(0円)
売却 最低手数料52円
商品 日本株・外国株
⇒ワン株の人気銘柄はこちら
・SBI証券
買付 無料(0円)
売却 最低手数料55円
商品 日本株・外国株
⇒S株の人気銘柄はこちら
・LINE証券
買付 無料(0円)
売却 最低手数料55円
商品 日本株
⇒いちかぶグループA・B
念の為ですが各社によってミニ株(単元未満株)の呼び方が違いますので知っておいて下さい。
ちなみに3社を比較してみていくと手数料は2022年9月現在ではマネックス証券が一番安いですね。
さらにマネックス・SBI証券は日本・外国株が購入できますがLine証券は日本株のみですね。
できれば両方での購入は検討できる状況がベスト。
ですのでまずはマネックス証券から検討してみてはいかがでしょうか。
マネックス証券の口座開設はこちらのページから可能ですのでぜひ進めてみて下さい。
ここまでで1株から買えるミニ株があることと購入できる証券会社について解説してきました。
次はミニ株のメリット・デメリットもご説明ていきますね。
ミニ株のメリット
・少額投資(スモールスタート)
・資産分散ができる
・少額でも配当がもらえる
✓少額投資(スモールスタート)ができる
ミニ株(単元未満株)では100株以下での購入が可能。
投資にあてる余剰資金が少ない方も家計や負担が少なく投資できます。
銘柄によっては500円程度から株を買うサービスなどもあることから気軽にはじめられる点です。
財布にとてもやさしいですよね。
✓資産分散ができるのでリスク管理が可能
少額での購入ができるので複数の銘柄購入が可能なため損失リスクを抑えられます。
例えばですがA・B・Cと3つの銘柄を購入します。
Aのみを購入した場合には株価が下落すると変動に資産が大きく影響を受けます。
ですがB・Cも同時に購入している場合であればAが下落してもB・Cが上昇すれば損失を回避するチャンスがありますよね。
このように複数保有がしやすいためリスクを軽減が可能になります。
✓ミニ株でも配当をもらうる可能性がある
それでは1株から優待が受けられる銘柄を少しだけご紹介します。
・日本たばこ産業(2914)
・KDDI(9433)
・パソナグループ(2168)
・アスクル(2678)
※4,000円程度の投資で年2回1,000円分の割引クーポン
聞いたことがある企業ばかりですよね。
優良企業が多数あるのでぜひご自身でも調べてみて下さいね。
では念の為にデメリットもお伝えしていきますね。
ミニ株のデメリット
・利益取得が少ない
・銘柄数や種類が少ない
・リアルタイム取引ができない
✓利益取得が少ない
投資資金を少額に抑える一方で短期的な利益を狙うことが出来ません。
長期間保有してリスクを抑えながら資金を増やしていく方法が適していますね。
そのため短期的や毎月の利益を出したい方には向かない傾向があります。
✓銘柄数や種類が通常投資に比べて少なめ
各証券会社ごとに取扱い銘柄数や傾向が違います。
そのためミニ株投資が可能な証券会社がそもそも少ないためより銘柄数が減ってしまいます。
証券会社を選ばなくてはならずさらに銘柄数が限定されるという点です。
✓リアルタイムでの売買ができない
通常の株式投資はリアルタイムで売買が出来ます。
ですがミニ株の場合は証券会社によってサービス内容が違いますが基本的に売買できるタイミングは前場・後場です。
分かりやすく説明すると約定(売買完了)するまで時間がかかるため注文したい指値と別のタイミングになる可能性がある点です。
このようにメリットとデメリットがありますので両側を理解したうえでミニ株をはじめてみて下さいね。
積立投資も可能です
ミニ株が1~99株で購入ができることをご理解いただけたと思います。
ですので少額からの購入が可能になるので毎月1株ずつ積立てしていくということも検討できますよ。
また株主優待が欲しい場合はいきなり100株を買えないからもらえないと考えるのではないでしょうか。
ですが毎月の積立であれば数か月後に100株購入して優待がもらえるなんてことも可能なんです。
またミニ株は手数料が安いのもメリット。
買付手数料が無料なのでコツコツ積立ても手数料を払う心配がないのはとても嬉しいですよね。
つまりスモールスタートして勉強ができるミニ株は初心者の方に特におすすめです。
ここまででミニ株のメリット・デメリットをご理解いただけたのではないでしょうか。
次はミニ株をはじめるための口座開設を3ステップもお伝えしておきますね。
ミニ株で投資をはじめるための3ステップ
ここまではスモールスタートをするためのミニ株について解説してきました。
では次はミニ株をはじめるための3ステップについてです。
【ステップ1】証券会社のホームページへアクセス
まずはPC・スマホでご自身が決めた証券会社のHPにアクセスして下さい。
ちなみにおすすめのマネックス証券の口座開設ページを張っておきますね。
⇒マネックス証券の口座開設はこちらから
証券口座の新規開設ページより氏名・住所・メールアドレスを登録して申込み。
よくあるケースは「ネット」「郵送」のどちらかを選びます。
郵送については時間もかかるためできればネットで進めてみて下さい。
ではここからはおおまかにですが開設のステップを解説していきますね。
【ステップ2】ネットでの口座開設
①本人確認書類の提出
「マイナンバーカード」をスマートフォンのカメラ機能で撮影して下さい。
撮影した写真はオンラインで提出する流れです。
ちなみに郵送物の受け取りがないので取引開始日は最短翌営業日あたりになります。
またスマートフォンがない場合は郵送での口座開設を選んで下さい。
②初期設定
口座開設申込が完了後は初期設定です。
開設申込完了時に発行されたログインパスワードやユーザーネームを入力して連絡先や勤め先、振込先金融機関口座の登録などを行います。
③口座開設完了通知の受取り
初期設定の完了後にメールまたは郵送で口座開設完了通知を受け取ることが出来ます。
この段階で取引が可能になります。
最近は審査期間も短縮されている感じはしているのでもう少し早く結果が届くので多めに考えて2週間程度で見ておいて下さい。
【ステップ3】注意点としてマイナンバー提出が必須
2016年1月1日から口座開設時はマイナンバー提出が必須になりました。
もしお持ちでない方はぜひこのタイミングで申請をしてみて下さいね。
よくある疑問ですが「通知カードではできないのか?」があります。
調べてみると2020年5月25日で廃止になっているので新規発行や再発行が行われなくなったようです。そのため住所変更などもできないためマイナバーカードのご用意をしておいて下さい。
このように3ステップでミニ株をはじめることが可能になります。
ぜひ進めてみて下さいね。
結論、ミニ株でスモールスタートしてみませんか
今回は日本株の購入ルールとして基本100株からになりますが1株から買えるミニ株について解説させていただきました。
またミニ株のメリットはまとめると下記になります。
【ミニ株のメリット】
・少額投資ができる
・分散しながらリスク管理できる
・少額積立てで株主優待ももらえる
日頃、気になっている企業の株を少額から購入ができるのがミニ株投資の良さです。
また最初は大きな金額を投資することは避けたい方や少額から投資の勉強をしたいとお考えの方にもおすすめ。
スモールスタートするにはまず証券口座の開設が第1歩です。
ちなみ手数料が安くて銘柄数があるのでおすすめはマネックス証券。
開設を進められる場合は記事内の3ステップもあらためて見ておいて下さいね。
ミニ株でスモールスタートしていきましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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