【VYMを超える?】楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)が爆誕【SCHD連動】

ETF

今回の記事は楽天証券ユーザーの方は必見です!

米国で人気の高配当ETFであるSCHDは日本の証券会社では購入ができませんでした。ですので日本初で直接ではありませんがSCHDに連動する投資信託を楽天証券で購入できることになりました。

よく比較されるのはVYMになりますのでその点も踏まえてこの記事ではご楽天SCHDと楽天VYMもしくはSCHDとVYMなどを比較しながら紹介をさせていただこうと思います。

ちなみに楽天VYMは配当がありませが今回紹介する楽天SCHDは年4回の配当があります。また設定が9月18日と直後での投稿になりますので現状分かる情報をまとめています。以後、情報更新はしていきますのでよろしくお願いいたします。

ということで今回は「SCHDに投資可能な楽天・高配当株式・米国ファンド」についてです。

【この記事をみて分かること】
・ファンドの仕組み
・SCHDとは
・基本情報
・株価について
・組入れ銘柄とセクター比率
・配当について
・楽天SCHDまとめ

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ファンドの仕組み

楽天投信投資顧問株式会社 有価証券届出書より

まずは今回の楽天SCHDのファンドの仕組みにいて記事を作成している9月16日現在では楽天証券に情報がありませんでした。でしたので金融庁のEDINETに楽天投信投資顧問株式会社が出している有価証券届出書がありましたのでその中から抜粋します。

楽天SCHDは「楽天・高配当株式・米国マザーファンド」を親投資信託(マザーファンド)方式で運用。またマザーファンドへの投資を通じて、上場投資信託証券(ETF)に投資をする流れになっています。

そのため配当収益の確保および中長期的な値上がり益の教授ができることになっています。

では次は投資を行うSCHDについて次章でご説明をさせていただきますね。

SCHDとは

まずベンチマークとしてダウジョーンズ配当100インデックスに連動をめざしています。

■インデックスについて
・10年連続で配当金の支払あり
・時価総額・取引量が一定規模以上の米国株
・配当利回り高めでファンダメンタルズ上位100社へ投資

ちなみにファンダメンタルズと言っても分かりづらいかと思いますので下記を確認しておいて下さい。

①負債額に対するフリーキャッシュフロー比率
②ROE(株主資本利益率)
③配当利回り
④過去5年間の配当成長率

このように安定企業でさらに配当実績がある企業へのまとめてしているETFになります。ちなみに現在は日本の証券会社では直接購入ができないのがとても残念でしたので今回の楽天SCHDはまさに爆誕と言えるかと思います。

では次章では基本情報をみていこうと思います。

基本情報

ティッカー9I312249
名称楽天・高配当株式・米国ファンド
(四半期決算型)
運用会社楽天投信投資顧問株式会社
ベンチマークダウ・ジョーンズUS
ディビデンド100インデックス
銘柄数100
投資対象SCHD
(シュワブUSディビデンドエクイティETF)
経費率0.06%
配当月年4回 2/5/8/11月
直近配当利回り
(Bloomberg)
3.94%
設定日2024年9月18日

【経費率】
楽天SCHD:0.192%
楽天VYM:0.192%(0.21% ※隠れコストあり)

楽天SCHDの隠れコスト等を含めて、恐らくですが楽天VYM(総経費:0.21%)と同程度のものとなってくるのではないかと思われます。ですので比較するとそこまで大きな差はなさそうですね。

【銘柄数】
SCHD:100銘柄
VYM:440銘柄

銘柄数はそれぞれ本家のデータで確認をしておきますが、圧倒的にVYMが分散されていることが分かります。逆をいえばSCHDのほうが集中投資をしていますので銘柄をみてご自身で検討をされることをおすすめします。

【配当月】
楽天SCHD:年4回(2月、5月、8月、11月)
楽天VYM:配当なし

何よりも比較の中で大きな差が出るのは配当についてになりそうですね。楽天VYMは配当がありませんが楽天SCHDは年4回配当があります。

また直近配当率を本家でこの記事を作成している2024年9月16日現在でブルームバーグで確認をしておくとSCHDが3.95%・VYMは3.25%となりますのでSCHDが勝っています。

では次章では株価を比較しておこうと思いますがこの記事の作成が設定前のため本家の株価推移の確認とVYMを含む他の高配当ETFとの違いも見ておこうと思います。

株価について

Yahoo Financeより

この記事の投稿は設定して間もないので本家の推移を確認をしておきますね。

2024年1月上旬にゴールデンクロスを形成してから一部50日移動平均線を下回りましたが基本的には上で推移しています。チャートをみみるとボラティリティが低いチャートになっているなと個人的は感じました。

この点についてはその他の高配当ETFと比較をして確認もしておこうと思います。ちなみに比較はSCHD・VYM・HDV・VIGの5年トータルリターンでみておきます。

GoogleFinanceより

上記4つの高配当ETFの5年間分をトータルリターンで比較してます。

【5年トータルリターン順位】
VIG(オレンジ色)>SCHD(青色)>VYM(黄色)>HDV(水色)

リターンではVIGが圧倒的ではありましたらSCHDはVYMをアウトパフォームしていました。ですのでリターンおよび直近配当率ともにSCHDはVYMを勝っていることが分かりました。

検討する際にはとても大きな材料になると思いますので参考にしていただければと思います。ではこの強みを作る組入銘柄とセクター比率も次章でみておこうと思います。

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組入れ銘柄とセクター比率

■組入れ銘柄

SCHDVYM
銘柄名割合銘柄名割合
ロッキード・マーチン4.58%ブロードコム4.23%
アッヴィ4.39%JPモルガン3.54%
ホーム・デポ4.30%エクソンモービル3.09%
ブラックロック4.20%Johnson & Johnson2.21%
コカ・コーラ4.18%P&G2.20%
シスコシステムズ4.05%ホーム・デポ2.12%
アムジェン4.04%アッヴィ1.90%
ベライゾン4.02%ウォルマート1.73%
ブリストルマイヤーズ スクイブ3.96%メルク1.66%
ペプシコ3.82%バンク・オブ・アメリカ1.59%


上位10社を比較してみると全く違うことが分かりました。またSCHDは上位10社の比率が高いくてVYMより銘柄数が少ないので集中投資型と言えるのではないでしょうか。

ではセクター比率もみておきますね。

■セクター比率

セクターSCHDVYM
割合割合
金融17.32%20.81%
ヘルスケア15.53%12.65%
生活必需品14.28%11.25%
資本財13.34%12.65%
エネルギー13.03%9.77%
一般消費財9.93%9.96%
情報技術8.79%10.39%
通信サービス4.67%4.01%
素材3.07%2.03%
公共事業0.03%7.04%

SCHDのほうがディフェンシブセクターが多く、VYMの方がハイテクセクターの割合が多いイメージですね。実際にはそこまで比率の差はありませんので分けるのであれば攻めのVYMで守りのSCHDといったところかと思います。

また先程のSCHDのチャートでボラティリティが低いと感じたのもセクター比率も影響しているのではないでしょうか。

配当について

楽天投信投資顧問株式会社 有価証券届出書より

基本情報でも触れていますが配当は年4回で2・5・8・11月になります。楽天VYMは配当が出ませんのでその点で比較すると楽天SCHDが保有を検討しやすくなるのではないでしょうか。

楽天SCHDまとめ

今回はSCHDに投資が可能な「楽天・高配当株式・米国ファンド」について解説してきました。SCHDは日本では聞きなじみがありませんが米国では人気のETFになります。また現在は直接投資ができないため待望のファンドになるのではないでしょうか。

VYMととても似ているため現在楽天証券で購入が可能な楽天VYMと比較をしながら特徴をみてきました。

【経費率】
楽天SCHD:0.192%
楽天VYM:0.192%(0.21% ※隠れコストあり)

SCHDも隠れコストを鑑みると0.21%程度になる可能性があります。

【銘柄数】
SCHD:100銘柄
VYM:440銘柄

分散という点を重視をしている場合は確実にVYMになりますがセクター比率も確認をしてみるSCHDはディフェンシブセクターに比重が寄っていました。

さらには上位10社に対して投資をしている傾向があるのでVYMに比べると集中投資をしている点は特徴としてあるようです。

【配当月】
楽天SCHD:年4回(2月、5月、8月、11月)
楽天VYM:配当なし

また配当については楽天VYMは配当なしのため配当重視の方には楽天SCHDの方が投資しやすくなるのではないでしょうか。

さらに株価については本家での比較になりますが米国の高配当ETFでみておきました。結果は下記になりました。

【5年トータルリターン順位】
VIG>SCHD>VYM>HDV

VIGが圧倒的にアウトパフォームしていましたがVYMを越えていながら配当も3%越えが期待できることも分かりました。

投稿前に楽天証券サイトを確認したところNISA成長投資枠の対象で(2024年9月27日(金)午前中から販売開始)なっています。

ちなみに現段階での株価も確認しましたのでお伝えしておきますね。

【株価(2024年9月20日現在)】
10,139円

個人的には高配当ETFは長期でのホールドをしていますので楽天SCHDは購入を考えています。もちろんすぐにではなくても様子をみてからでもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

今回の記事も投資の参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
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