ここ最近では値上げが進んできていますよね。
さらに日本は平均年収も上がっていない問題もあります・・・
今まではアメリカやヨーロッパに比べると日本は企業努力によって値上を感じずにいられたのではないでしょうか。
ですがさすがに今回の値上はとてもインパクトが強い。
実際に多くの品目が値上げしている現状をどのように乗り越えたらいいのか・・・
とても頭を悩ます問題です。
ということで今回は「インフレによる値上げの現状と対策」についてです。
全て解消とまではいかないですが少しでも家計圧迫の解決策になれば幸いです。
また対策を考えるうえでまずは毎月の支出を確認する必要があります。
毎月の集計を自動化できるおすすめアプリは「マネーフォワードME」
とても便利なのでまだの方はせひこの機会に設定してみて下さい。
【2022年10月】値上げの現状
家計に一番影響がありそうな食品部門を見てみます。
帝国データバンクのデータから現状の食品の値上げ品目数と平均値上げ率が分かりました。
・現状の値上げ品目数(2022年度 予定も含む)
⇒ 累計2万0,665品目
・平均値上げ率(年間平均)
⇒ 14%
帝国データバンクによると食品値上げによって少なくとも1世帯当たり年間7万(1ヶ月単位では約6千円)の負担増となっています。
さらに10月から大幅な価格引き上げがられる電気・ガス代に加え、飼料価格の上昇による生乳価格の引き上げなど新たな値上げ要因も出始めています。
値上げ金額の大小もありますが日本の平均年収がジリジリと下がっている中での値上げですので家計への影響はさらに大きいことも理解ができますよね。
10月は年内値上げのピーク
4月より少しずつはじまっていた値上げですが10月までの期間で2022年度の値上げ予定の約9割りを完了するとのことです。
【値上げ品目数】
6,699品目
【平均値上率】
単月:16%
上昇値上げ品目数は年内で1位。
平均値上げ率は8月が18%でしたので年内では2位となります。
小麦や食用油価格の上昇、原油高に伴う包装資材や容器、物流費の高騰、夏頃から急速に進行した円安など多くの要因が重なりました。
そのため食品分野を問わず大幅な価格アップに踏み切っている現状を理解は必要ですね。
10月の値上げ品目について
食品関連で品目ごとに大手企業データをまとめまてみました。
低く見積もっても4%以上で高い場合は10%を超えています。
これでは家計への圧迫は確実にありますね。
また飲食店についても同様で通う可能性があるお店のデータです。
1回の食事料金が最低でも20円~300円程度、高くなります。
この値上げにどう向き合うかを真剣に考える時期にきているのではないしょうか。
倹約する4つのポイント
値上げに向き合うと言ってもどうすればいいのか・・・
当たり前と言われるかもですがまずは倹約をしていくことではないでしょうか?
無理な節約は苦しく感じてしまい長続きしないことがあります。
ですのでここでは倹約をおすすめしています。
①手数料で倹約
②コンビニを使わず倹約
③サブスク解約で倹約
④洋服で倹約
まずは上記4つを検討してみて下さい。
✓手数料で倹約
コンビニで手軽に利用できるATMの使用料です。
引き出す時間などにもよりますが1回につき200円前後が引かれてしまいます。
1回では大きく感じないかもしれませんが「塵も積もれば山となる」です。
ですので私は引き出し無料になるネットバンクをおすすめしています。
こちらの記事(ネット銀行を使うべきメリット4選【ほったらかしでもお金は貯まる】)でメリットもまとめたのであわせて読んでみて下さい。
まだの方はぜひこの機会にネットバンクへ切り替えを検討してみて下さい。
✓コンビニを使わず倹約
スーパーとコンビニで例えば飲み物は20~30円近く安く購入が可能な商品もあります。
さらにはお菓子なども同様です。
プライベートブランドは安いですがその他で同じ商品がスーパーのほうが安いケースは多いとですよね。
また私はコンビニを多用するのですが「ついで買い」をしていました。
自分ではそうは思ってなくても気がつくと余分なものを購入していたことは多々あります。
例えば飲み物も水筒にしたり休みの日にスーパーでまとめ買いをして平日にはできるだけ持ち歩くようにしています。
コンビニの使用頻度を減らすなど検討する余地はあるのではないでしょうか。
✓サブスク解約で倹約
代表的なサブスクはAmazonプライムやNetflix (ネットフリックス) など毎月低額で使い放題のようなものです。
よくあるのがお子さんが観るかもしれない映画のためとサブスクを使用していたりするので実際はあまり使用できていないこともあります。
全てを解約するのは幸福度が下がる可能性があるので1ヶ月つかってなかったなど頻度をみて検討してみるといいのではないしょうか。
✓洋服や装飾などで倹約
それぞれの考え方があるので一概には言えません。
ですがラインを引くとすると見栄のための購入は控えるといいのではないしょうか。
最近はユニクロなどのファストファッションが増えてきています。
あらためて見栄ではなくて本当にこの価値をつけるべきかを購入時に検討してみてはいかがでしょうか。
ポイ活で生活費にあてる
上記のように購入した際に付与されるポイ活も活用してみて下さい。
またポイ活と言ってもここに多くの時間をかけるのはあまりよくないと考えています。
あくまで自動的にポイントが入る仕組みを作ることに時間をかけるのはありかと。
なのでご自身がよく使うであろうサービスに連携している決済を検討してみて下さいね。
また数年前から言われはじめたキャッシュレスも現在はコンビニ・スーパー・飲食店とネットだけでなくほとんどの実店舗にも実用されてきています。
そう考えるとここからまた数年もどんどん普及が進んでいく可能性ありますよね。
導入されている施設や店舗が多く設定も簡単なのでPayPayはダウンロードしておくと便利ですよ。
ふるさと納税で生活必需品を返礼
多くの方が知っているとは思いますが大事なのでご紹介します。
ふるさと納税とは故郷や応援したい自治体へ寄付ができる制度です。
手続きをすることで寄付金のうち2,000円を超える部分は所得税の還付と住民税の控除が受けられます。
さらに金額に見合った生活必需品や地域の名産品などのお礼の品がもらえる仕組となっています。
ふるさと納税で得られるメリット
・自分で選んだ返礼品がもらえる
・寄附金から税金が控除される
・自分の選んだ自治体に寄附ができる
✓自分で選んだ返礼品がもらえる
今回のポイントとしては生活費を抑えることにあります。
返礼品といっても様々な商品があるので生活必需品を選ぶことで家計を助けられますよね。
例えば・・・
トイレットペーパー
ティッシュ
洗剤
タオル
など
また小さいお子さんがいらっしゃる場合はオムツなどもとても経済的ではないでしょうか。
また食料品も豊富なので節約として検討するのもありですよね。
✓寄附金から税金が控除される
総務省のポータルサイトを見ると大きく分けて2つの税金から控除が受けられます。
①所得税からの控除 = (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」
②住民税からの控除(基本分) = (ふるさと納税額-2,000円)×10%
※詳細は総務省のポータルサイトでご確認下さい。
また所得によって納税できる金額が違いますので下記から簡易的でも調べてみて下さい。
とても簡単に計算してくれますよ。
先出しと感じる点はありますが実際には払うことになる次年度の税金分で「税金控除」と「返礼品」が受けられるのが嬉しいですよね。
やらないほうがもったいないことも理解できるのではないでしょうか。
こんな素敵な制度は使わないと損ですよ。
【注意点】
2022年の控除対象となるふるさと納税は受領証明書に記載されている受領日(入金日)が2022年12月31日までのものとなるようです。
期日を考えながら返礼品をもらいましょう。
値上げと上手に向き合いませんか
2022年10月現在でインフレによる食料品や生活必需品の値上げが進んできています。
さらに私たちの賃金は上がっていないのも現状です。
こちらの記事で厚生労働省のデータから平均年収の推移にも触れています。
またこちらの記事(【資産形成初心者向け】固定費を上手に削減する方法【アイデア5選】)で固定費を下げるポイントがわかるようにまとめましたのでぜひあわせて読んでみて下さい。
さらに帝国データバンクのデータから現状の食品の値上げ品目数と平均値上げ率が分かりました。
・現状の値上げ品目数(2022年度 予定も含む)
⇒ 累計2万0,665品目
・平均値上げ率(年間平均)
⇒ 14%
上記の状況をふまえて値上げとの向き合い方をまとめてました。
①手数料で倹約
②コンビニを使わず倹約
③サブスク解約で倹約
④洋服で倹約
⑤ポイ活で倹約
⑥ふるさと納税で倹約
特に⑤と⑥は仕組みを理解すれば大きなリターンが得られます。
この6つの倹約からインフレに負けない家計体質を作っていきませんか。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
買い物をするごとにポイント還元があるのは倹約の自動化としてとても効率がいいですよ。
またキャッシュレスはこれからさらに広がる可能性があります。
導入施設・店舗数が多く設定も比較的すくないのでPayPayはとても便利。
自動的にポイント獲得できる仕組みを作って家計負担を少しでも減らして下さいね。
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