4月についてS&P500・ナスダック・ダウという米国3大指数はともにマイナスとなりました。個人投資家についてはとてもモヤモヤする1ヶ月ではありましたよね。
さらに最近ではFOMCがありましたがFFレートが据え置きとなっている点からも今後の市場動向が気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
では5月にどうなっていくかについてみなさんもそれぞれのお考えがあるとは思いますがセカユタblogでも毎月ご紹介していて、多くの方が参考にされている広瀬隆雄さんの最新記事「アメリカのマーケット展望【2024年5月度】」の内容をシェアさせていただければと思います。
ということで今回は「広瀬隆雄さんのアメリカのマーケット展望【2024年5月度】」についてです。
【この記事をみて分かること】
・米国経済の現況
・FFレートについて
・企業収益
・【5月】短期の相場見通し
・2024年5月の注目ETF
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米国経済の現況
広瀬氏は米国経済は好調だと述べていて、インドなど一部の元気な新興国を例外とすれば米国経済は世界の国々の中でもトップ集団の成長を記録中だと。
インフレが気になるところですがここへきて全米平均レギュラーガソリン価格が1ガロン当たり$3.60付近で足踏み状態になっており、手の付けられないエネルギー価格の高騰はどうやら避けられそうな見通しです。
上記のように景気が良くてインフレが今後鎮静化に向かうのであればこれはいわゆるソフトランディングシナリオに他ならないと言われていました。
米国ではソフトランディングが実現することは極めて珍しいとのこと。また前回ソフトランディングしたのは1990年代半ばで、当時はドットコムブームで株式市場は極めて好調だったとのことでいまはAIがブームになっており、当時と同じく労働生産性は大幅に改善するだろうと仰っていました。
ソフトランディングの可能性がある中で市場参加者のFFレートの予想を次章で確認をしておこうと思います。
FFレートについて
記事ではなかったのですが個人投資家に取って重要な最新のFFレート予想をCMEのFedWatchツールで確認しておこうと思います。
実はこちらの記事でご紹介した2024年4月29日時点では年内は1回を予想となっていましたがこの記事を作成している5月6日時点では年内2回を予想と投資家心理に変化がありました。
同様の投資家センチメントが確認できるFear and Greed Indexも確認しておきますが2024年4月29日時点では42(恐怖)でしたが5月6日現在は40(恐怖)若干ではありますがニュートラルよりに変わってきていました。
このように利下げに対してや相場感についてどちらかというと前向きな予想に変更があったことが分かります。この点は期待も含めてで今後もチェックをしていこうと思います。
ではそんな状況下で広瀬氏が企業収益について言及していまので次章でまとめておこうと思います。
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企業収益
まず記事内では2024年第1四半期の決算発表シーズンはちょうど折り返し地点に達しています。これまでに決算発表を済ませた銘柄のうち77%がEPS面で事前予想を上回っていて、これは過去10年の平均より少し良いと言われていました。
売上高面では60%の企業が事前予想を上回っていて、これは過去10年の平均より少し悪いとのこと。
気になる方はFactSetよりこちらのレポートで確認してみて下さい。
広瀬氏はその主な理由はこのところのドル高が原因で、海外売上比率の高い企業の売上高が為替の関係で小さく見えているわけだと述べていました。これはあまり心配に及ばないと言っていて、大雑把に言えば米国を代表する株価指数であるS&P500採用企業のEPSは去年から今年にかけて約+10%、今年から来年にかけて約+14%の成長が見込まると仰っていました。
【5月】短期の相場見通し
上記のような状況を鑑みて広瀬氏はS&P500指数の向こう1カ月のターゲットは5200と予想されていましたので現状が5127.79ですので上を考えられていました。
4月の米国株は中東における地政学リスクの影響で軟調だったと。去年の10月後半から今年3月にかけて米国株は半年間押し目らしい押し目も作らず一気呵成に上昇してきた関係で相場は息切れしやすい状態だった点に言及。
そこへ上に述べたような地政学リスクが襲ったので株式市場はちょうどよい小休止を経験した後に過熱感が取れた分、米国株はまたここからサマーラリーを迎えることが出来るとのこと。
したがって再び強気の相場観に戻したいと仰っていました。
広瀬氏の相場感についてはこちらの記事でまとめましたのでぜひあわせて読んでいただければと思います。では現状での広瀬氏の注目されているETFについて言及されていましたので次章でご紹介をしておきますね。
2024年5月の注目ETF
上に述べたように米国株は4月のスピード調整を済ませ再び騰勢に転じていりと述べて、サマーラリーが期待できるわけとあらためて広瀬氏は言われていました。
ちなみに下記は記事で紹介されていた指数に連動するETFのチャートをご紹介しておりますのでご了承下さいね。
■ナスダック100(例:QQQ)
【株価(2024年5月6日現在)】
435.48ドル
【トータルリターン】
3ヶ月:+1.64%
1年:+38.16%
3年:+9.69%%
5年:+18.68%%
■S&P500(例:VOO)
【株価(2024年5月6日現在)】
469.98ドル
【トータルリターン】
3ヶ月:+3.79%
1年:+27.27%
3年:+8.57%
5年:+13.55%
■NYダウ(例:DIA)
【株価(2024年5月6日現在)】
386.77ドル
【トータルリターン】
3ヶ月:+0.54%
1年:+18.01%
3年:+6.26%
5年:+10.01%
■ラッセル2000(例:IWM)
【株価(2024年5月6日現在)】
201.900ドル
【トータルリターン】
3ヶ月:+4.11%
1年:+18.77%
3年:−2.41%
5年:+6.08%
またUK100(例:PSRU )などの上記指数になるETFをロングしたいと仰っていました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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