多くの方が積立NISAでインデックス投資からはじめられた方が多いのではないでしょうか。
ですが毎月の積立設定ができて数か月が過ぎると資産増のスピード感に疑問を持つこともありますよね。
・もっと効率的に資産を増やしたい
・目先での資産増を感じたい
このような感情は実は私も当初はありました・・・
本音は物足りないと感じていただんですよね。
長期の資産運用のみを検討している方は投資信託一択もありですよね。
ですがもしその次の投資先を検討されているのであればETFがおすすめです。
ということで今回は「投資信託の次の選択枠になるおすすめのETFとは」について解説します。
ETFを知ることで目標になる資産へ少しでも早く近づけます。
さらに目先での利益を感じるようになれますのでぜひ最後まで読んでみて下さいね。
ちなみに投資信託から投資をはじめて次の選択肢を探している方には無料セミナー「投資の達人になる投資講座」もおすすめ。
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ETFとは
では早速ですがETFについてです。
「Exchange Traded Fund」の略で日本語では「上場投資信託」となります。
分かりやすくいうと上場をしている投資信託ですね。
【特徴】
1.S&P500などの株価指数に連動
2.分散投資が可能
3.株式同様にリアルタイム売買が可能
4.信託報酬が安い
✓ 1.S&P500などの株価指数に連動
ETFはアメリカだとS&P500や日本だと日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指数に連動して運用される投資信託の一種です。
指数に連動しているので投資信託と同様に1銘柄ではなくて複数社へ投資が可能。
✓ 2.分散投資が可能
指数連動のため複数社への投資を自動で行ってくれるので分散が可能になります。
1社への集中投資は株価変動に資産が影響を受けやすいので安全と言えますね。
✓ 3.株式同様にリアルタイム売買が可能
投資信託はファンドごとに違いがあり、注文して約定(購入決定)までに数日かかります。
ETFは取引所が開いている時間帯はリアルタイムで注文が可能。
✓ 4.信託報酬が安い
全てのETFが投資信託より安い訳ではなりませんのでご注意下さい。
ですが投資信託に比べて信託報酬が安い傾向があります。
またアメリカのETFが信託報酬が安いのでおすすめです。
この記事内でも米国ETFの紹介もしますので参考にご覧ください。
では次はETFと投資信託の違いを解説していきます。
ETFと投資信託の違い
大きな違いは証券取引所(株式・債券が取引される場所)を通じての取引有無。
その点からETFは上場投信、一般的な投資信託は上場していないと説明がされています。
また下記の表では一般的に覚えておきたい違いについてになります。
ETF | 投資信託 | |
売買手数料 | 低い | 低い~高い |
信託報酬 | 低い | 低い~高い |
取引 | リアルタイム | 基本 翌営業日 |
購入場所 | 証券会社 | 銀行・証券会社など |
売買手数料はETFの方が安い傾向があります。
また購入場所についてはETFは証券会社のみという点が特徴。
ではその他で特に覚えておきたい違いもみていきますね。
1.分配金の再投資
2.コストについて
3.価格の変動タイミング
✓ 1.分配金の再投資
分配金は運用により得られた収益を決算ごとに投資家に分配するお金のこと。
株式の場合は企業が決算時に投資信託やETFは運用会社が一定の期間ごとに運用状況に応じて支払ってくれます。
また投資信託は分配金がある場合、「受取型」と「再投資型」の2種類から選べます。
それに比べてETFは再投資型がありません。
もし分配金を再投資となる場合は自分で行うことになります。
✓ 2.コストについて
私たち初心者は最低限この下記2つは覚えておきたいですね。
・販売手数料
投資信託同様にETFも購入時に販売会社に手数料を支払います。
比較的にETFのほうが安く設定されているようです。
マネックス証券 ⇒ 13シンボル
楽天証券 ⇒ 15シンボル
SBI証券 ⇒ 9シンボル
※証券名をクリックすると一覧画面に移行します
マネックス証券が米国主要ETFの買付手数料無料の数を増やしました。
高配当ETFのSPYDやHDVと毎月配当のQYLDやPFFDなどもあらたに加わりましたね。
ラインナップを見て個人的なおすすめはマネックス証券です。
・信託報酬
運用管理費として覚えておいて下さい。
こちらも比較的にETFのほうが安い傾向があります。
コストを覚えやすくまとめると・・・
販売手数料:入会金(入口で必要な手数料)
信託報酬 :年会費(保有中は必ず必要な手数料)
✓ 3.価格の変動タイミング
購入する時間軸が違うイメージですね。
投資信託については価格を基準価額と呼びます。
基準価格は1日1回のみ変動するようにデザインされているんです。
また約定(購入成立)はファンドにより基本的には翌営業日とされています。
数日後での約定もありますのでここはざっくりで覚えておいて大丈夫です。
比較してETFは株式市場が開いている時間帯はリアルタイムで購入可能。
そのため投資信託に比べて自分が買いたい価格で購入ができます。
まずはETFと投資信託の違いを理解しておいて下さいね。
では次はETFのメリットについて解説していきます。
ETFが投資信託の次の選択肢になる理由
まず投資信託についてはS&P500に連動していて信託報酬(運営費)が安い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などを積立NISAで長期運用をおすすめしています。
長期運用の場合は年月が経つとレバレッジが効くので資産の拡大スピードが早くなります。
なので長期的な目線で資産を増やすのにおすすめです。
上記理由から投資信託の次の選択肢を考える方が多い様です。
投資信託の良さを理解したうえでETFのおすすめするポイントもお伝えしていきますね。
・S&P500などの株価指数に連動で分散投資が可能
・販売手数料や信託報酬が投資信託より安い
・リアルタイムで購入がきるので価格を決めやすい
・配当金が年に複数回あるので目先の利益を計算できる
ETFの良さは長期目線で分散投資からリスクも軽減できます。
さらに配当金が年4回などもらえるので目先の利益を感じやすい点になります。
長期保有もできて目先の利益も感じられるので投資信託とあわせてることでより資産の最大化が可能です。
ですのでいわば投資信託とETFの二刀流がとてもおすすめです。
もちろんETFもどれを購入するかの知識は必要。
そのために投資銘柄の選び方を無料で学べる【投資の達人になる投資講座】がおすすめです。
実際に銘柄選定のノウハウを分かりやすく解説してくれていますよ。
ETFの配当金を再配当するかについて
ここまででETFと投資信託の違いについてとETFのメリットについて解説していきました。
ちなみにETFのメリットに配当金がある点をお伝えしましたよね。
この配当金を再投資する金額にあてることで資産の最大化が可能。
再配当が資産形成のうえで一番効率がいいですが目先の利益を享受するのであれば現金化するのもありだと考えています。
再配当と現金化のどちらを選ぶかは考え方が割れる点です。
もちろん再投資は効率性がいいです。
例えばできるだけ早くFIREしたいなどスピードを重視している場合は再投資が最適解です。
ですが私自身は配当金を現金化しています。
自分の価値観では配当による利益で目先の幸福度も上げたいと考えたているからなんです。
資産の最大化としては再投資がベストだと覚えていただいたうえでどちらが幸福度があがるかの観点で選んでみて下さい。
ということでETFは投資信託と二刀流で保有することで配当金による目先の利益もえることができることがご理解いただけたのではないでしょうか。
ではここでおすすめしたい米国ETFをご紹介していきますね。
米国のおすすめETFを紹介
シンボル | ベンチマーク(指数) | 配当回数 | 信託報酬 | 運営会社 | |
1 | VTI | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | 4 | 0.03% | バンガード |
2 | VOO | S&P500指数 | 4 | 0.03% | バンガード |
3 | VYM | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス | 4 | 0.06% | バンガード |
4 | SPYD | S&P 500 高配当指数 | 4 | 0.07% | ステート・ ストリート |
5 | HDV | モーニングスター配当フォーカス指数 | 4 | 0.08% | ブラックロック |
6 | QYLD | CBOE NASDAQ-100・バイライト・V2・インデックス | 毎月 | 0.60% | グローバル X |
7 | PFFD | 米国優先証券・インデックス | 毎月 | 0.23% | グローバル X |
個人的にはですが1~2はポートフォリオの核になるイメージです。
そのうえで3~5を定期購入と6~7を毎月少しずつ積立して配当金も増やしていこうかと考えています。
このようにご自身なりのポートフォリオを作成してETFを取り入れることをおすすめします。
念のためですが投資については自己責任にはなってしまうのであくまで参考としてみて下さいね。
次の選択肢としてETFを検討してみて下さい
今回は投資信託の次の選択肢としてETFをご紹介しました。
【特徴】
1.S&P500などの株価指数に連動
2.分散投資が可能
3.株式同様にリアルタイム売買が可能
4.信託報酬が安い
ETFは投資信託と比べてコストが低い傾向があるので運用コストを抑えられます。
さらに配当金を年4回など複数回もらえるので投資信託より多い点からも目先の利益を感じやすいですよ。
この様な点から老後に向けた資産形成で積立NISAでの長期運用で目先はETFでモチベーションを上げる二刀流をおすすめすです。
ということで投資信託の次の選択肢にETFを検討してみて下さいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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