2023年はマグニフィセント・セブンが市場を牽引してきましたよね。11月の1ヶ月でS&P500は8.92%の上昇となりこのまま年末までが期待ができる展開になってきました。
そんな中でもっと解像度を上げて市場をみていくと森を見ずに木を観察するようにどんな銘柄が動いているかが分かります。その参考にできるのでジムクレーマーがあげているラッセル1000銘柄の中から11月に上昇した10銘柄をシェアしたいと思います。
11月30日の「マッドマネー 」で紹介した銘柄で我々、個人投資家にとってとても優良な情報でしたのでぜひ最後まで読んでみて下さいね。
ということで今回は「2023年11月に瀑上げしたラッセル1000銘柄上位TOP10」についてです。
【この記事をみて分かること】
・ジムクレーマーの11月の市場振り返り
・1位:アファーム
・2位:ロク
・3位:コインベース
・4位:ブロック
・5位:ギャップ
・6位:オラプレックス
・7位:ヴィクトリアズ・シークレット
・8位:シフト4ペイメンツ
・9位:データドッグ
・10位:エクスペディア
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ジムクレーマーの11月の振り返り
2023年11月のおさらいになりますがS&P500+8.92%・ナスダック+11%・ダウ+9%と3指数ともに大きく上昇した月になりました。
この状況をジム氏はマグニフィセント・セブン(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドットコム、メタ・プラットフォームズ、エヌビディア、テスラ)からの脱却する時期だと言っています。
投資家がより投機的になりより小さな企業に飛び込む決断をするタイミングにきたと仰っています。要因としてジム氏はここまで良くないと言われていた銘柄ほどこのタイミングでは大きなゲイン(利益)を取れるからと。
実際にジム氏はご自身のファンドの中でマグニフィセント・セブンはテスラ以外は持っていてあまりにポジションが大きくなる場合は削っていると言っています。要は勝者となるポジションを整理してより小さなプレイヤーを狙っていると仰っています。
上記の理由からより小さいプレイヤーを探すうえでラッセル1000(米国上位1000銘柄)の中で11月TOP10を紹介されていました。これを知ること大きな利益が取れる小さな企業がみえてくると。
ですので今回はこのラッセル1000銘柄より11月瀑上げのTOP10銘柄をご紹介していきますね。
1位:アファーム
2023年11月上昇率95%
【株価:2023年12月3日】
37.67ドル
【トータルリターン】
年初来:289.56%
1年: 157.66%
ジム氏は金利が上がる状況下ではこのようなフィンテック銘柄は難しかったが金利が下がり始める局面では反発が予想できると言っています。
実際に11月だけで株価はほぼ倍になっていてこれがマーケットの転換点でみられる現象だと。
2位:ロク
2023年11月上昇率75%
【株価:2023年12月3日】
103.54ドル
【トータルリターン】
年初来:154.40%
1年: 70.49%
11月1日の決算で売上はクリアしたがEPSはまだまだのままミスしていました。その点からジム氏は金利が天井にきたことで株価が上がっているので今後の動きは注意をするべきだと言っています。
3位:コインベース
2023年11月上昇率62%
【株価:2023年12月3日】
133.76ドル
【トータルリターン】
年初来:277.96%
1年: 180.60%
ジム氏はビットコインも上昇していてビットコインETFが承認間近である点からも素晴らしい動きを見せていると言っています。さらにアファーム同様にかなりショートしていた銘柄のためショートスクイーズで上がっていると。
4位:ブロック
2023年11月上昇率58%
【株価:2023年12月3日】
65.04ドル
【トータルリターン】
年初来:3.50%
1年: -4.61%
ジム氏はブロックの急上昇についてはとても驚いていたようですが11月2日の決算でEPS・売上ともにクリアしていた点が良かったと言っています。
またブロックのビジネスは例えばペイパルなどよりリスクが高くなっている理由が直接的な貸出を行っているからとのこと。だから金利上昇局面では過度な圧力がかかるが金利低下時は逆に株価が上がる傾向があると仰っています。
5位:ギャップ
2023年11月上昇率57%
【株価:2023年12月3日】
21.02ドル
【トータルリターン】
年初来:86.35%
1年: 50.27%
11月16日の決算で売上・EPSともに大きくクリアしてギャップストアーやの既存店の売上高が好調で株価が窓を開けていてさらに上昇していると言っています。
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6位:オラプレックス
2023年11月上昇率54%
【株価:2023年12月3日】
2.35ドル
【トータルリターン】
年初来:-54.89%
1年: -61.48%
ジム氏はこれからお気に入りになって欲しい銘柄だと言っています。理由としてはここまで金利圧力で下で推移していたが反転した兆しがあるのでここからに期待ができるとのこと。
7位:ヴィクトリアズ・シークレット
2023年11月上昇率51%
【株価:2023年12月3日】
28.53ドル
【トータルリターン】
年初来:-20.26%
1年: -35.79%
ジム氏はこの銘柄については11月29日の決算がとても厳しかったと言っていて売上が予想と一致してEPSはミスだったからだと。またガイダンスもいい内容ではなかったが株価が窓を開けているがこれが最後の悪い決算だと市場参加者が感じていると予想していました。
8位:シフト4ペイメンツ
2023年11月上昇率48%
【株価:2023年12月3日】
67.48ドル
【トータルリターン】
年初来:20.65%
1年: 34.69%
この銘柄もフィンテックなので金利上昇局面では厳しい状況になるが反転していると言っています。また11月8日の決算が売上とEPSともにクリアしていてこの上昇は妥当だと仰っています。
9位:データドッグ
2023年11月上昇率43%
【株価:2023年12月3日】
118.62ドル
【トータルリターン】
年初来:61.39%
1年: 58.77%
ジム氏は11月7日の決算では売上とEPSともにクリアしていてガイダンスもよく窓を開けて上昇しています。ですが現在の株価(前回の高値付近)での買いは難しいので注意してと仰っています。
10位:エクスペディア
2023年11月上昇率43%
【株価:2023年12月3日】
139.31ドル
【トータルリターン】
年初来:59.03%
1年: 34.35%
決算を気に大きく窓を開けて上昇したがこの銘柄は多くの投資家が期待をしていなかった分で大きな上昇になったと言っています。また旅行ブームはまだ継続していてクルーズ銘柄も同様に上がっていると仰っていました。
2023年11月のまとめ
【ラッセル1000から11月のTOP10銘柄】
・1位:アファーム
・2位:ロク
・3位:コインベース
・4位:ブロック
・5位:ギャップ
・6位:オラプレックス
・7位:ヴィクトリアズ・シークレット
・8位:シフト4ペイメンツ
・9位:データドッグ
・10位:エクスペディア
ジム氏がまとめで話していたのは11月のパフォーマンスを振り返り今回あげている銘柄がこれからも上昇するということではなくてもし経済のソフトランディングを予想していてさらにインフレが収束に向かっていると考えるなら今までより市場に対して楽観的である必要があると言っています。
そして投資家の楽観と投機的な動きが11月の株価の動きに現れていてマーケットの動きが変われば儲けどころが大きく変化するのでそのことを理解してほしいと仰っていました。
ぜひ今回の銘柄をもとにこれからの上昇が予想できる市場での投資を楽しんで下さいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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