【広瀬隆雄さん】米国株は季節的に難しい局面へ【今後半年とるべき投資戦略】

株式投資

2023年4月21日にトウシルで広瀬隆雄さんの最新記事が出ていました。

アノマリーからみて今後半年がどのような時期になるか。
その時期にどのようなスタンスをかんがえるべきか

5月〜9月の厳しい記事についての言及がありましたので私たち個人投資家にとって知っておきたい情報ですのでシェアさせていただきます。

ということで今回は「広瀬隆夫さんの最新記事より個人投資家がとるべきポジション」についてです。

これから約半年をどのように過ごすべきかのヒントになりますのでぜひ最後まで読んでみて下さいね。

ちなみに投資戦略についてご自身で学ぶのはなかなか難しいのではないでしょうか。
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それではまずはアノマリーについてから解説していきます。

米国株のアノマリーについて

トウシルより

上記の画像は1950年〜2022年までのS&P500の月次リターンを表しています。
明らかに5月〜9月のリターンが落ちていますね。
※7月のみは上がっていました

広瀬市はそろそろ4月も終わりを迎えますが米国では10月から4月にかけては相場が良くてさらに5月から9月までは相場が悪いというジンクスがあると仰っています。

これが「Sell in May and go away!」という格言の由来だと言います。

実際にDeepLで翻訳してみると「5月に売ると消える」となりました。
5月での売却については気をつける必要がありそうですね。

そして7月にはいわゆるサマーラリーでちょっと盛り返す場面がしばしばみられますが、それは短命に終わり、秋の難しい相場を迎える年が多いと。

この点についても気をつけてウォッチすべきだと分かりますね。

さらに10月は統計的には高いことになっていますが、1929年の「暗黒の木曜日」や1987年の「ブラックマンデー」はいずれも10月に襲っていると続けていました。

どんな状況だったのでしょうか。
次章で簡単にですが解説しておきますね。

暗黒の木曜日

IGチャートより

1920年代、欧米諸国の経済は工業生産の増加に伴い力強く成長。
ニューヨーク証券取引所の株価は約300%上昇しました。

この状況を見て投資家は株式を売買すればもっと多くの利益が得られると考えました。
そして株式市場に多くの資金が流入したのです。

ですが熱狂的ともいえる株式の投資は『投機』となり株価は経済や企業のファンダメンタルズから買い離れしていきます。

そしてウォール街の証券取引所で1,280万株の株式が売りに出されます。
その膨大な売りにより株価は下落がはじまり売りが売りをんで米国の株式市場は暴落しました。

では次はブラックマンデーについて解説しますね。

ブラックマンデー

IGチャートより

ブラックマンデーはドルの過大評価、金利の上昇、株式市場における投機的バブルの形成によってもたらされたと一部の経済学者は指摘しているようです。

1982年以降に米国の株式市場は上昇し続けていたので株価が割高になっていました。
株価の割高感が意識されて1987年10月19日(月曜日)にダウ平均はわずか数時間で500ポイント以上で約22%の下落を記録しました。

この動きはアジアや欧州の市場に伝播しました。
このような2つのような暴落はないことを願うばかりですね。

では記事内容に戻りますが次章ではFFレート予想について解説していきます。

利上げの打ち止めについて

次回の米国の政策金利を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)は5月3日。
大方の予想では米国の政策金利であるFFレートは0.25%利上げされて5.00~5.25%になると見られてると。

FedWatch ツールより

実際にCMEのFedWatch ツールで確認すると0.25%の利上げ予想は約90%.
サプライズがない限りはほぼ決定の数値になっています。

これが今回の利上げサイクルで最後であり「利上げ打ち止め」となる公算が高いと仰っています。
金利引き上げの手が止まるということは株式市場の逆風が止むことを意味すると。

利上げの打ち止めは株価に影響はあるかも知れません。
また次はいつから利下げになるかが気になりますね。

今後はその点も情報を集めていこうと思います。

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また2023年4月は決算シーズンにです。
広瀬氏がどの様にみているのか次章で解説してきますね。

決算発表シーズン

トウシルより

現在の米国市場は2023年第1四半期決算発表シーズンに突入しています。
広瀬氏はトップバッターの銀行株はまずまず良い決算を出したもののハイテク株は悪い決算が目立つと仰っています。

ならしてみると今期の決算は前年同期と比べて−7%前後が予想されています。
つまりは業績面でも株式への援護射撃はあまり期待できないと。

ではどんな投資戦略を考えているのでしょうか。
次章で解説してきます。

現状での投資戦略

今回はトウシルで掲載された広瀬隆雄さんの最新記事より現状の米国市場の状況についてまとめてきました。

アノマリーですが5月〜9月が相場が悪いというジンクスがあります。
そんな中でどんな投資戦略を考えるべきなのでしょうか。

これらをまとめると米国株はアノマリー的に厳しい季節を迎えます。
ですが金利面ではホッと一息つける展開になりそうだと広瀬氏は仰っています。

しかし業績には多くは期待できないということです。
したがってこれから10月くらいまでは慎重な態度で臨んだ方が良いと仰っています。

全世界株式や全米株式をまるごと買うようなETF(上場投資信託)を積み立てているような人は今後も粛々と継続投資するのがベストだと言っています。

では実際に現状のVTとVTIのチャートもみておきましょう。

【VTチャート】

Yahoo Finance より

【VTIチャート】


Yahoo Finance 
より

どちらのチャートもほぼ同様に動いていて底堅く推移していますよね。
ゴールデンクロスの後で50日移動平均線の上を動いています。

このまま横ばいまたは少しの上昇でも期待といったところでしょうか。

また広瀬氏は個別株で値幅取りするようなトレードスタイルの人は余り熱くならずトレードの頻度を落とすというような割り切りが必要とも言っています。

「休むも相場」という格言がありますが、いまは勝負をするときではないと。
ここからは無理な投資はせずにしっかりと積立をすすめて行く時期なのかもと理解できました。

ぜひ腰を据えてこの時期を乗り越えましょう。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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プロフィール
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セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
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