2025年4月に入ってからS&P500は関税問題による投資家心理の弱気化によって3日および4日に大暴落がありました。前回の高値2月19日からは17%も下落をしていたことになります。
そこから少しずつですが値を戻してきているのですが現在は関税問題もそうですし、米国は景気後退の懸念もあるためこれから米国一択でのポートフォリオではなくその他の国にも視野を広げて情報収集をしておくことも大切になるのではと考えています。
ですのでこれからも経済成長が見込まれるインドのETFをこのタイミングでご紹介をしておこうと思います。

ということで今回は「【EPI】成長投資枠での購入可能な期待のインド株ETF」についてです。
【この記事をみて分かること】
・EPIについて
・基本情報
・株価について
・組入れ銘柄とセクター比率
・配当実績
・EPIまとめ
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EPIについて

正式名称は「ウィズダムツリーインド収益ファンド」です。
またベンチマークはウィズダムツリ ーインド収益指数でインドに上場する利益を出している企業を選び、純利益に基づいて構成された株価指数です。
外国人が買える銘柄に限定されていて、大型企業が約73%で中型(20%)・小型(7%)程度で成長性と安定性を兼ねたインド企業に分散投資する仕組みになっています。
組入れは約550銘柄とインド投資を検討されているなら候補になるETFにではないでしょうか。また人口増加・GDPなど今後も成長が見込める国では、各国が製造拠点として参入をしてきていますのでこれからも期待できると思います。
ですのでぜひ最後まで読んでおいて下さいね。
基本情報
ティッカー | EPI |
名称 | ウィズダムツリーインド収益ファンド |
運用会社 | ウィズダムツリー |
ベンチマーク | ウィズダムツリ ーインド収益指数 |
銘柄数 | 558 |
投資対象 | ウィズダムツリ ーインド収益指数の価格および 利回り実績に連動する投資成果を目指す。 |
経費率 | 0.85% |
配当月 | 年4回(3/6/9/12月) |
配当利回り (公式サイトより) | 1.79% |
設定日 | 2008年2月22日 |
【運用会社】
ウィズダムツリー・インベストメンツ
ウィズダムツリー(WisdomTree)は、2006年に設立された米国の資産運用会社で、ETF(上場投資信託)に特化。独自の指数を開発し、株式、債券、コモディティなど多様な資産クラスのETFを提供しています。
また、ブロックチェーン技術を活用したデジタル資産の運用にも取り組んでおり、革新的な投資商品を展開しています。NASDAQに上場しており、グローバルに事業を展開。
経済と金融市場について幅広く執筆および講義を行い、ウォール・ストリート・ジャーナル、バロンズ、フィナンシャル・タイムズ、CNBC、ブルームバーグ、CNNなどのメディアにもたびたび登場するジェレミー・シーゲル教授がウィズダムツリー・インベストメンツのシニア投資戦略アドバイザーを務める。
【銘柄数】
558銘柄
※公式サイトより
前述もしていますが大型株(7.3割)・中型株(2割)・小型株(0.7割)の比率で組入れられていてインドの中でも安定的な企業にまとめて投資が可能になっています。
【経費率】
0.87%
チャットGPTでもETF10個の経費率を比較する内容で調べてもらいましたがおおよそ平均的な経費率にはなっています。ですのでインドへETFで投資を検討する際にはこの位は平均だと考えておいて下さい。
【直近配当利回り】
1.37%
10年の実勢は後述しますが直近ではこの位だと考えておいて下さい。平均では1.7%になりますので直近が少し低い数値になっているようですね。
株価について

【EPI株価】
44.04ドル(2025年4月18日現在)
2023年に入ってから2024年9月までは上下はありましたがとはいえ基本的に右肩上がりで株価が推移してきていました。そしてそこからは下落をしていて2024年12月24日にはデットクロスを形成していました。
そこから2025年3月には40ドル付近まで値を下げていましたがようやく上昇をしはじめたと思った矢先に関税問題による世界同時株安で41ドルまで下落。現在は少しずつですが値を戻してきていますのでここ数年間では安値での購入しやすい水準になってきていると思います。
ではこのETFを構成する銘柄とセクター比率も次章でまとめておきます。
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組入れ銘柄とセクター比率
■組入れ銘柄

1位:リライアンス・インダストリーズ(6.86%)
2位:HDFC銀行(6.35%)
3位:ICIC銀行(5.78%)
4位:インフォシス(4.03%)
5位:インド石油ガス公社(2.76%)
上記の銘柄をクリックするとブルームバーグで最新の情報も確認ができます。
組入れ銘柄のトップ10をみると同様にインドを代表するNifty50指数やS&P BSE SENSEX指数と同様の企業が組入れられていました。ですのでインド内では不動の企業がしっかりと組入れられているイメージです。
■セクター比率

【上位5セクター】
1位:銀行(21.99%)
2位:エネルギー(15.55%)
3位:素材(12.80%)
4位:ソフトウェア(9..81%)
5位:公益事業(8.33%)
セクター比率についてもNifty50指数やS&P BSE SENSEX指数と同様に銀行がかなり高い比率になっています。その他のセクターは順位は若干違っていますが比率はさほどの違いはないイメージです。
配当実績
年度 | 配当金 (ドル) | 利回り(%) |
2024年 | 0.121 | 0.42% |
2023年 | 0.060 | 0.22% |
2022年 | 1.960 | 8.00% |
2021年 | 0.430 | 1.59% |
2020年 | 0.227 | 1.09% |
2019年 | 0.307 | 1.34% |
2018年 | 0.26 | 1.08% |
2017年 | 0.236 | 1.03% |
2016年 | 0.211 | 1.07% |
2015年 | 0.238 | 1.18% |
平均 | 0.406 | 1.70% |
上記はチャットGPTで過去10年分の実績を調べてみました。
直近での実績で年間利回りは1%をきっている点は気になります。また平均でみると約2%となっていて、2022年のようにものすごい配当実績の可能性もあるようですが基本的にはインカムではなく株価成長を期待しておくほうが現時点では良さそうですね。
EPIまとめ

【運用会社】
ウィズダムツリー・インベストメンツ
【銘柄数】
558銘柄
※公式サイトより
【経費率】
0.87%
【直近配当利回り】
1.37%
株価は4月の関税問題の世界同時下落でもれなくEPIも値を下げて41ドル付近までいきました。そこから現在は44ドル付近まで回復はしてきましたが2023年ごろの上昇が再度くることを期待したいと個人的は思います。
ですが米国市場からの投資マネーが動いた場合には経済成長が見込まれているインドは株価の上昇も期待できる国ではあります。
ですので長い目でウォッチしていこうと思います。
また配当については上下がありながらですが現状は継続されてきています。ですが10年平均で2%以下ではありますのでインカムではなくて株価上昇に期待をしたいETFだと個人的には考えています。
みなさんはどのように考えられているでしょうか。
これからも新興国や現在株価が絶好調なドイツなど今後も期待できそうな国のETFもご紹介をしていきますのでぜひ今後もよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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