【東証ETF 米国】グローバルX スーパーディビィデンド-US ETF(2253)【たぱぞうさんも紹介】

ETF

多くの方が調整局面での株価下落は買いチャンスになるため嬉しいと感じる方もいると思いますが暴落についてはそうは思えませんよね。さらにボラティリティは激しくなく、多少の波はありながらでも上昇してくれることを願っていると思います。

このような考え方の方にご紹介をしたい東証ETFがありましたので記事でまとめることにしました。

毎月配当かつロウ・ボラティリティを謳っているDIV(グローバルX スーパーディビィデンド-米国低ベータETF)に投資をする東証ETFになります。

ということで今回は「【隔月配当の東証ETF】グローバルX スーパーディビィデンド-US ETF(2253)」についてです。

【この記事をみて分かること】
・2253とは
・基本情報
・株価について
・組入銘柄とセクター比率
・配当実績

【moomoo証券アプリ】
有名投資家のポートフォリオが無料で見れます

・バークシャー・ハサウェイ(バフェット)
・ブリッジ・ウォーター (レイ・ダリオ)
・アーク・インベスト(キャッシー・ウッド)
その他にも有名投資家のポートフォリオが見れます!

\moomoo証券のダウンロードはこちら/

2253とは

まず指数についてですが「INDXXスーパー配当米国低ボラティリティ指数」に連動する毎月配当米国ETFのDIVに投資をしているのが2253(グローバルX スーパーディビィデンド-US ETF)となります。

たぱぞうさんの指数の紹介内容を抜粋すると「米国に上場する高い配当利回りと低いベータ値を持つ銘柄により構成。ベータ値とは、インデックスの動きを1とした時に、当該銘柄の値動きの大小を示すもの」との内容でした。

また主として天然資源などのパイプラインや貯蔵施設に投資を行い、その利用料を収益源として投資家に配当を還元する仕組みで株式やREITだけではない投資ユニバースだと仰っていました。

2253はこの指数に連動するDIVと同様だと捉えられます。

ですが違いもあり2253は隔月配当でDIVは毎月配当になります。この点についてたぱぞうさんも仰っていましたが新NISA(成長投資枠)へ意識をしているためだと述べていて、つまり毎月配当は新NISAの対象外のため隔月配当にしているのだと理解ができます。

このようにDIVに投資はしていますが多少の違いがありますのでこの記事では違いも分かるようにまとめていこうと思います。

まずは次章で基本情報より比較をしながら解説をしていこうと思います。

基本情報

ティッカー2253DIV
名称グローバルX スーパーディビィデンド
US ETF
グローバルX スーパーディビィデンド
米国低ベータ ETF
運用会社Global X Japan株式会社グローバルX
ベンチマークINDXXスーパー配当米国
低ボラティリティ指数
(配当込み、円換算)
INDXXスーパー配当米国
低ボラティリティ指数
銘柄数5050
投資対象信託財産の1口当たりの
純資産額の変動率
「Indxx SuperDividend®
U.S. Low Volatility Index」を
円換算した値の変動率に一致させること
を目的とします。
INDXXスーパー配当米国
低ボラティリティ指数の
価格と利回り
(手数料・費用控除前)に
ほぼ連動する投資成果を目指す
経費率0.48%0.45%
配当月年6回 
1月、3月、5月、7月、9月、11月の各24日
年12回 
直近配当利回り
(Bloomberg)
0.68%6.13%
設定日2023年7月13日2013年3月12日

【経費率】
2253:0.48%
DIV:0.45%

東証版ETFは基本的に米国ETFに比べて高い設定になる傾向があります。ですが2253は本家になるDIVとほぼ同様になります。本家は毎月配当(年12階)のため新NISAの対象外になっています。ですが2253は年6回の配当のため新NISA対象ですのでこの点は覚えておいて頂くといいかと思います。

たぱぞうさんが言及されていましたが日米で商品性を違えたのは、新NISAを意識した可能性が高いと言っていて、実際に毎月分配投信やETFは新NISAでの対象外とのルールがあります。そのため2253を隔月配当にして要件をクリアさせた設計にして東証に上場させたように感じると仰っていました。

【利回り】
2253:0.68%(4.7%前後)
DIV:6.13%%

利回りは2024年5月20日現在のBloombergデータで確認してますが2253がまだ実績が2023年7月設定のため想定される利回りから乖離していました。

ちなみにたぱぞうさんが記事に出されていた2023年11月12日に配当について解説されていたのが「7月に上場させてから9月に一度決算を実施していて分配金は1口当たりで8円。仮に年6回同じ分配が実施されたとすると、年間48円です。【2253】のプライスは1口1,000円程度ですので、税引き前で概ね4.7%程度の分配利回りということになりますとの内容でした。

またここまで4回(2023年9月より)の配当を実施していますが残りの配当を今までの平均値で割り出すとおおよそ4.7%程度でした。比較すると利回りについては本家のDIVが勝っていますが4%以上ですので2253も高配当ETFである点は間違いないと分かります。

【配当月】
2253:年6回 1・3・5・7・9月・11月の各24日
DIV:年12回 2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12月(※12月2回)

個人的には毎月配当の方が興味はありますが、2253は新NISAの対象商品であることを考えて検討をする必要がありそうですよね。

検討の材料として情報は覚えておいて頂くといいのかと思います。では次は2253を購入する際に最も重要になる株価について次章で解説をしていきますね。

株価について

Yahoo Financeより

【株価】
1181円(2024年5月20日現在)

※2253の最新情報をBloombergで確認

GoogleFinanceより

GoogleFinanceでDIVとの1年でのリターン比較をしておこうと思います。

2023年7月設定になるためデータも少ない中での比較ではありますが2253がDIVよりも3倍近いリターンとなっていました。リターンについては本家を現状は勝っている状況であるので検討材料になりますよね。

株価の推移からするとインカム重視ならDIVですがキャピタル重視なら2253での検討が面白いのではないでしょうか。

【投資格付機関 WeissRatings】
無料レポートを厳選25銘柄で公開

・アメリカで有料情報を日本で無料公開
・米国株10,000銘柄以上から25銘柄厳選

\最高ランク米国株トップ25銘柄レポート/

組入銘柄とセクター比率

ちなみに2253の公式サイトに「米国籍投資信託であるGlobal X SuperDividend® U.S. ETF(DIV)の受益証券に投資し、米国に上場している配当利回りが高い50銘柄の証券(株式、REIT、MLP)へ投資する」となっていますのでDIVの組入銘柄とセクター比率をシェアします。

■組入れ銘柄

Bloombergより

上記銘柄は2024年5月24日現在のBloomberg(DIV)の組入れ銘柄データです。

1位:テレフォン・アンド・データ・システムズ(2.67)
2位:バーチュ・ファイナンシャル(2.60%)
3位:ナショナル・ヘルス・インベスターズ(2.40%)
4位:インターナショナル・ペーパー(2.29%)
5位:ドミニオン・エナジー(2.27%)

※銘柄名をクリックするとブルームバーグで詳細情報を確認できます

つい先日ですが5月7日にDIVの記事を作成した時点と1位が入れ替割っていました。またその他は大きな変化はありませんでした。

■セクター比率

グローバルX 公式サイトより

【上位5セクター】
1位:エネルギー(21%)  
2位:不動産(17.3%) 
3位:公益事業(16.6%) 
4位:一般消費財(10.1%) 
5位:素材(7.8%)

セクターについてはDIVの記事作成時と変化なしでした。
やはり特徴としてはテクノロジーセクターが0%という点になるのではないでしょうか。

配当実績

グローバルX公式サイトより

上記は2253の公式サイトより引用しています。基本情報の章でもお伝え致しましたが2253は2023年9月からの配当開始になっているためまだデータが少ない点はご了承下さい。

現状はDIVは年間配当利回りが6%を越えているため2253の4%程度になりそうですので少し劣っていますよね。とはいえ高配当ETF(3%以上)である点は検討材料にできるのではないでしょうか。

2253 まとめ

今回は米国の毎月配当ETFのDIVに投資をする東証ETFの2253(グローバルX スーパーディビィデンド-US ETF)について解説してきました。

あらためて特徴をまとめておきます。

【2253の基本情報】
・経費率:0.48%
 ※DIV:0.45%
・配当利回り:おおよそ4.7%程度
・配当月:年6回
 ※1月、3月、5月、7月、9月、11月の各24日 
・株価:1181円(2024年5月20日現在)
 ※1年リターンではDIVをアウトパフォーム

組入れについてはS&P500などの構成銘柄などで有名なGAFAMや現在AIブームで有名なエヌビディアなどはなくニッチな銘柄がほとんどでした。またセクターについてはロウ・ボラティリティを謳っているDIVに投資をしているため同様になりますがハイテクセクターが0%となっています。

2253は毎月配当ではない(隔月配当)ため新NISA(成長投資枠)の該当になります。さらに東証ETFのため二重課税免除になるので節税という観点でもとても検討しやすいかと思います。

また大型テックなど有名な指数に含まれる企業以外への投資という観点からするとコアではなくてサテライト的な購入の検討がよさそうなETFではないでしょうか?

ちなみに今回2253と比較をしていた本家にあたる【毎月配当】米国ETFのDIVにご興味がある方はこちらの記事もぜひあわせて読んでみてくださいね。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

おすすめな投資アプリはこれ!
無料分析ツールが満載

・登録無料でツール使い放題
・業界初米国株24時間取引可 
・ヒートマップで市場を把握

\moomoo証券のダウンロードはこちら/

詳細にご興味がある方は下記記事も確認してみて下さい

プロフィール
このブログの運営者
セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
読んでいただく方には資産最大化の参考になれば幸いです。

ぜひフォローをお願いします!
スポンサーリンク
ETF

※当ブログではアフェリエイトによる広告を掲載しています※