2024年3月の株式市場が締まりましたがなんと3ヶ月連続でS&P500はプラスで終わりました。実際に年初来でのトータルリターンはS&P500は+10.79%、ナスダックは+10.93%、ダウは+5.55%と3指数ともにプラスとなりました。また多くの方が投資をしているのがS&P500になりますがその指数に円建てで投資が可能な東証ETFは日本に住む私たちにとってはとても嬉しいのですよね。
東証ETFの場合は何よりも円で購入ができる点がわれわれ個人投資家に取ってメリットで、最近ではS&P500のような外国の指数に投資が可能な東証ETFが増えてきてくれているのはとても心強いのではないでしょうか。
また2024年はアノマリー通りで進めばですがS&P500はプラスリターンが期待できると言われています。ですのでこの機会にS&P500に投資ができる東証ETFである「MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)」を同様にS&P500に投資可能な東証ETFの1655と米国ETFであるVOOと比較をしながらご紹介しておこうと思います。
ということで今回は「円でS&P500に投資可能な東証ETFのMAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)」についてです。
【この記事をみて分かること】
・MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)とは
・基本情報
・株価について
・組入れ銘柄とセクター比率
・配当実績
・MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)まとめ
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MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)とは
米国を代表する株価指数である「S&P500®指数」の円換算値との連動を目指すETFです。
S&P500指数は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している株式インデックスで、米国の証券取引所に上場された代表的な500銘柄(24産業グループ)の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化したものになります。
国内、海外のどちらに上場しているETFも分配金の支払いがあります、分配金を受け取る通貨は現地通貨になり国内の場合は円で海外の場合は海外の現地通貨となるのが一般的になります。
また分配金の受け取り時には海外上場ETFの場合は、外国源泉税が引かれますがこの部分の外国税額控除を受けるためには確定申告が必要になります。一方で国内上場ETF(東証ETF)で投資対象が外国資産の場合は、2020年1月からETFの分配金支払い時に分配金にかかる国内源泉所得税から外国税額を自動的に控除してくれるようになり利便性が向上しました。
ですので2558は米国を代表する株価指数である「S&P500指数」の円換算値との連動を目指すETF(上場投資信託)で、海外ETFではないため外国税額控除が除外されるETFだと捉えることができます。
ではそんな特徴を持つ2558の詳細について次章より解説をしていきますね。
基本情報
ティッカー | 2558 | 1655 | VOO |
名称 | MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 | iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF | バンガードS&P500ETF |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 | ブラックロック・ジャパン | バンガード |
ベンチマーク | S&P500 | S&P500 | S&P500 |
銘柄数 | 503 | 503 | 504 |
投資対象 | S&P500指数(円換算)のパフォーマンスに 応じた投資成果の提供を目的とする | S&P500(税引後配当込み、TTM、円建て) への連動を目指す | 四半期ごとに時価総額加重平均を用いて 保有銘柄をリバランスする。 |
経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.03% |
配当月 | 年2回 6/12月 | 年2回 2/8月の各9日 | 年4回 3/6/9/12月 |
直近配当利回り (Bloomberg) | 1.12% | 1.25% | 1.59% |
設定日 | 2020年1月9日 | 2017年9月28日 | 2010年9月9日 |
【経費率】
2558:0.08%
1655:0.06%
VOO:0.03%
東証版ETFは基本的に米国ETFに比べて高い設定になる傾向があり、VOOと比較すると高いですが東証ETFの中では2558と1655は低い経費率になっているようです。また現在の経費率であれば長期保有がしやすい水準ではあるので検討に値すると考える方は多いのではないでしょうか。
【配当利回り】
2558:1.12%
1655:1.25%
VOO:1.59%
利回りは2024年2月24日現在のBloombergデータで確認してますが多少見劣りがある程度でVOOとの差はそこまでないと感じるのではないでしょうか。また高配当狙いでの投資ではなくて値幅で検討する可能性が高いためありの水準ではないでしょうか。
【配当月】
2558:6・12月
1655:2・8月
VOO:3・6・9・12月
この点は個人差がありますが私は年4回のほうが好きですが2回であってもいいと考える方も多くいらっしゃると思います。むしろ2558は1655・VOOに比べて配当利回りの低さを気にする方が多いのではないでしょうか。
では次章では購入する際に最も重要になる株価について解説をしていきますね。
株価について
【株価】
22,895円(2024年3月30日現在)
ちなみにですが2024年3月30日現在でトータルリターンを確認しておきますね。
【トータルリターン】
3ヶ月:17.77%
1年:49.30%
3年:23.47%
さらにGoogleFinanceで1655及びVOOとの1年でのリターン比較をしてみました。
1655(黄色)がトップで+49.01%、その次になりますが2558(青)で48.57%と僅差になりました。VOOは+29.61%になりますので2558はVOOをアウトパフォームしています。
この点は個人投資家にとって検討するべき点になりそうですね。ではこの株価を作る組入れ銘柄とセクター比率を次章でみていきますね。
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組入れ銘柄とセクター比率
■組入れ銘柄
上記銘柄は1655が投資を行うIVVの2024年3月1日現在のBloombergのデータです。
1位:マイクロソフト(6.83%)
2位:アップル (5.97%)
3位:エヌビディア(4.41%)
4位:アマゾン・ドット・コム(3.58%)
5位:メタ・プラットフォームズ(2.41%)
※銘柄名をクリックするとブルームバーグで詳細情報を確認できます
■セクター比率
【上位5セクター】
1位:情報技術(29.8%)
2位:金融(13.0%)
3位:ヘルスケア(12.5%)
4位:一般消費財(10.6%)
5位:通信(8.9%)
配当実績
年度 | 配当金(円) | 利回り(%) |
2023年 | 247 | 1.69% |
2022年 | 175 | 1.11% |
2021年 | 105 | 0.95% |
2020年 | 90 | |
平均 | 154.3 | 1.25% |
2020年1月9日の設定と日が浅いことからデータがとても少なかったです。現状でみてみると毎年増配はしているようではありました。
この点については検討の際にとてもいい材料になるのではないでしょうか。
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)まとめ
今回はS&P500に円で投資が可能なiMAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)について解説をしてきました。
【3つのポイント】
1.米国市場を代表するS&P500採用銘柄にまとめて投資可能
2.分散投資・長期的な資産形成を目指すために活用できる
3.円建て米国株ファンドで日本株同様に日本時間で取引可能
また2558についてはS&P500に投資をしている円建てのETFになります。そのため同様にS&P500に投資可能な円建てETFである1655、米国ETFであるVOOと比較をしていきました。
【経費率】
2558:0.08%
1655:0.06%
VOO:0.03%
【配当利回り】
2558:1.12%
1655:1.25%
VOO:1.59%
【配当月】
2558:6・12月
1655:2・8月
VOO:3・6・9・12月
またGoogleFinanceで1年のトータルリターンを確認してみましたがVOOはアウトパフォームしていましたが1655のパフォーマンスはほとんど変わらなかったのでその点からも円建てでお考えであれば1655が経費率・配当実績の点からも現段階では検討しやすいと感じています。
ちなみに1655に興味がある方はぜひこちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。
とはいえですがやはりS&P500に円建てで投資が可能な東証ETFはとても魅力ですので今後の動きには期待をしてウォッチしていこうと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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