2024年2月24日現在でS&P500は年初来で+7.29%となっています。また1月のアノマリー通りに進むとなると10%は超えるリターンが見込めることが期待できます。さらに現在はAIブームにやソフトランディングへの期待から株高が演出されていてよりプラス展開も可能性を帯びてきていますよね。
また2024年よりはじまった新NISAが開始していますのでこの市場でS&P500にどのように投資をしようかと検討されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
その回答の1つになり得る新NISA(成長投資枠)の対象になる東証ETFであるiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)があります。株価もリーズナブルで経費率もとても低いため長期保有もしやすいのでいくつかあるS&P500に投資可能な東証ETFの中で1655をご紹介させていただこうと思います。
ということで今回は「米国ETFのVOOとも遜色がないiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)」についてです。
【この記事をみて分かること】
・iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)とは
・基本情報
・株価について
・組入れ銘柄とセクター比率
・配当実績
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iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)とは
BlackRockの公式サイトでファンド概要を確認するとiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが算出している米国大型株の動向を表す指数S&P500(税引後配当込み、TTM、円建て)への連動を目指すETF(上場投資信託)と説明がありました。
大きくは3つのポイントに分けられます。
【3つのポイント】
1.米国の株式市場を代表するS&P500採用銘柄にまとめて投資が可能
2.分散投資および長期的な資産形成を目指すために活用できる。
3 東証に上場している円建て米国株ファンドで日本株と同様に日本時間で取引可能
また米国ETFのIVV(iシェアーズ・コア S&P 500 ETF)に投資をしていて、同様にS&P500に連動する米国ETFではVOOが有名かと思います。ですのでこの記事では保有している可能性が高いVOOと1655を比較しながら解説をしていこうと思います。
念のためですがS&P500へ投資が可能な東証ETFは他にもありますが1655は株価は購入しやすく経費率も低いため長期保有にしやすいメリットがあり、前述しましたが成長投資枠の対象銘柄でもありますのでぜひこの機会にチェックをしておいて下さいね。
ではまずはVOOと比較しながら基本情報をみていこうと思います。
基本情報
【経費率】
1655:0.06%(IVV:0.03)
VOO:0.03%
東証版ETFは基本的に米国ETFに比べて高い設定になる傾向があります。ですのでVOOと比較すると高いですが東証ETFの中ではかなり1655はかなり低い経費率になります。また1655の経費率0.06%と長期保有がしやすいため検討に値すると考える方は多いのではないでしょうか。
【配当利回り】
1655:1.25%(IVV:1.51%)
VOO:1.59%
利回りは2024年2月24日現在のBloombergデータで確認してますが多少見劣りがある程度でVOOとの差はそこまでないと感じるのではないでしょうか。また高配当狙いでの投資ではなくて値幅で検討する可能性が高いためありの水準ではないでしょうか。
【配当月】
1655:2・8月(IVV:3・6・9・12月)
VOO:3・6・9・12月
この点はそれぞれの考え方によるかと思いますが個人的にはボーナスが年4回はいると嬉しいのと同様に分けられているほうがいいなと感じます。ですが2回であっても問題ない方も多くいらっしゃると思いますので頭の片隅に入れておく程度でもいいのではないでしょうか。
では次章では購入する際に最も重要になる株価について解説をしていきますね。
株価について
【株価】
548.8円(2024年3月10日現在)
2023年5月にゴールデンクロスを作ってからラリーはありますがしっかりと上昇をしてきています。さらに2023年11月から50日移動平均線の上をしっかりと推移しながら動いています。
GoogleFinanceでVOOとの1年でのリターン比較をしてみました。
2023年5月からVOOをアウトパフォームしてきています。現状では12%ほどリターンも勝っていますね。S&P500がこれだけ上昇している中でとても魅力的なチャートになっています。
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組入れ銘柄とセクター比率
■組入れ銘柄
上記銘柄は1655が投資を行うIVVの2024年3月1日現在のBloombergのデータです。
1位:マイクロソフト(7.12%)
2位:アップル (6.23%)
3位:エヌビディア(4.51%)
4位:アマゾン・ドット・コム(3.70%)
5位:メタ・プラットフォームズ(5.94%)
※銘柄名をクリックするとブルームバーグで詳細情報を確認できます
■セクター比率
【上位5セクター】
1位:情報技術(29.54%)
2位:金融(13.03%)
3位:ヘルスケア(12.65%)
4位:一般消費財(10.57%)
5位:通信(8.81%)
配当実績
年度 | 配当金(円) | 利回り(%) |
2023年 | 5.4 | 1.47% |
2022年 | 3.8 | 0.96% |
2021年 | 2.8 | 1.01% |
2020年 | 3.1 | 1.22% |
2019年 | 3.5 | 1.77% |
2018年 | 2.5 | 1.16% |
平均 | 3.5 | 1.27% |
※年間利回りは年間分配金を前年末の株価で割った利回り
配当は2018年よりはじまっていて平均でみると年間配当は3.5円で利回りは1.27%となっていました。基本的にはインカムではなくてキャピタル狙いで検討がいいETFとなりそうですね。
また高配当でもないですし増配が続いているという訳ではありませんが2023年に明らかに増配傾向にありました。一部の銘柄が押し上げているとはいえこ現在S&P500は好調に推移していますのでさらに増配を期待したところではないでしょうか。
検討の際の材料として参考にしていただければと思います。
iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)のまとめ
今回はS&P500に円で投資が可能なiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)について解説をしてきました。
【3つのポイント】
1.米国の株式市場を代表するS&P500採用銘柄にまとめて投資が可能
2.分散投資および長期的な資産形成を目指すために活用できる。
3.東証に上場している円建て米国株ファンドで日本株と同様に日本時間で取引可能
また1655については米国ETFのIVV(iシェアーズ・コア S&P500 ETF)に投資をしている円建てのETFになります。ですのでS&P500に投資が可能な有名なETFであるVOOと比較をしていきました。
【経費率】
1655:0.06%(IVV:0.03)
VOO:0.03%
【配当利回り】
1655:1.25%(IVV:1.51%)
VOO:1.59%
【配当月】
1655:2・8月(IVV:3・6・9・12月)
VOO:3・6・9・12月
経費はやはり東証ETFの方が基本的に高い設定となりがちですがその中でも1655は0.06%とかなり低いと思います。また年間の配当利回りもVOOと比べては多少ですが劣後しています。
そして1年リターンのチャートをGoogleFinanceで確認しましたが実は1655のほうが勝っていました。前述はしていませんでしたが5年リターンもみてみると2021年10月を目途に1655がアウトパフォームをずっとしていました。10月以前はほぼ同様でしたのでこの点は1655の検討材料として大きなポイントになりそうですよね。
上記を鑑みるとインカムではなくキャピタル狙いでS&P500に円で分散投資が可能なETFとして検討してみるのはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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